小学生時代の苦い経験です。夏休みに入るときに授業を1学期の終業式前に沢山の宿題を出されました。小学生の夏休みはだいたい1ヶ月ちょっとあるの時間がたっぷりあるように感じます。油断して夏休みが始まった最初の頃は遊び宿題を後回しにしていました。後半になるにつれ焦りが生まれ大量の宿題を短期間で凝縮して終わらせていたものです。計算式をひたすらに書いて腕が痛くなったり国語の問題文で頭を悩まされかなりしんどい思いをしていました。学年が上がるにつれこうした状況をまずいと認識しました。親に勉強は計画立ててその通りにやれ!と言われ、夏休みがはじまった時から終わりまでの日数を計算して一日何ページやれば夏休みの終わりまでに宿題を終わらせる事ができると考え、計画しました。しかし、家の用事やお盆に親戚で集まったりすることもあり、なかなか今日やるはずだった宿題を「また明日にすればいいや。少ないしなんとかなるやろ」というのを考え、この行動を積み重ねていった結果夏休み終盤には宿題が大量に溜まって一気に終わらせるはめになりました。
こうした経験は誰もがしたことがあると思います。そしてこうした状況は日々の生活の中にも現れています。例えば、あの課題やらないといけないなと思っていても「まあ、あとでもいいか」と先送りにし提出の締め切りギリギリで提出したりもしくは提出できなくて「もっと早くにやっておけばよかった」と後悔する。他にもどうせあとに溜め込むならめんどくさいことは先に片付けてしまえとなると、後でやることがなくなりゲーム対戦したりスマホをいじったりして無駄に日々を過ごしていく。等が挙げられます。
なぜ怠惰になるのか
惰性で生きることのリスクとしてまず挙げるならこれです。周囲から課題を与え続けられるだけだとこうなります。学校や会社からいろいろな課題を課せられ計画的に進めていっても隙間時間にスマホをいじっていれば自分のことに焦点が向かなくなりますし、かといって課題を早めに終わらせても次の課題が与えられるまでにやることがなくなり寝たりスマホをいじったりして時間だけが経っていきます。こうした状況に陥ってしまうのには2つの大きな要因があります。
一つはスマホの普及です。スマホはとにかくひとを熱中させるためだけに作られたものなので依存性は非常に高いです。課題を進めようと決心しても気づいたらスマホをいじったり、調べ物と称してグーグルで検索しているといつの間にかYouTubeを見ていたりします。いわゆるスマホ依存症になっています。
2つは自分で自分に課題を与える時間を作れていないことです。わたしたちは小さい頃からあれやりなさいこれやりなさいと課題を与えられ続けそれをこなすことを善とする教育を受けてきました。そのため周囲から与えられた課題をこなすことは出来ても、自分自身でやりたいことを見つけて叶えるための課題を与えることは難しいのです。故に、自分自身で物事を考えることが出来ず周囲が望む機械へとなっているのです。
一番大きいのは2つ目に挙げた要因です。 幼少期から周囲から与えられた課題をこなすことに慣れてしまうと将来こうなりたいと思った夢に対して叶えるための手段を考えられなくなってしまう。そして日本では一般的に良い学歴を持って大企業に入って定年で退職するというのが王道の人生だと言う風潮があります。こうした風潮も自分のやりたいことを見つけられない原因の一つかもしれません。
自分のやるべきことから目を逸らしている
そうして周りに流されるがままに生きてきた結果、最期になって「あの時こうしておけばよかった」と後悔するのです。実際にお年寄りの最期に何度も立会いその瞬間の後悔を何度も聞いてきたブロリーウェアさんの書かれた著書「死ぬ瞬間の5つの後悔」では人が最期になって後悔することとして「自分に正直な人生を送ればよかった」「もっと幸せを求めればよかった」といったことが挙げられています。自分の声を聞かず周りの声ばかり聞いて生きていると最期に後悔することになります。それでいいんですか?あなたは今、自分のやりたいこと・やるべきことから目を逸らしていてそんな自分が嫌だからこの記事を読んでいるはずです。自分のやりたいこと・やるべきことに目を向けていきていくべきです。女にモテたい、イケメンに好かれたい、金持ちになる、趣味に全力でお金を使いたい、旅行に行きまくりたい・英語を話せるようになるなどなんでもいいです。じぶんのやりたいこと・やるべきことを自分の心に聞いて下さい。そしてそれを叶えるべく動いてください。あなたが人生の最期に後悔をしたくないというのなら今すぐにでも自分の心の声を聞いて次の一歩を歩んでください。人生は一度きりです。誰のために生きるのかはあなたにしか決めれません。なんとなくで生きていると必ず周りに流され惰性で生きることになってしまいます。自分自身が人生の主人公であると自覚を持って自分の意志で人生の選択を決めていただきたいです。惰性で生きずしっかりと自分の時間を大事にしてください。ここまでです。ありがとうございました。
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