自分の人生を変えたいと思ったときに自分の生活の中での行動から変えようとしている人は多いかなと思います。わたしであれば体を鍛えようと思って筋トレをする。家の中での自重トレーニングだと効果を得にくいからジムに行ってパーソナルトレーニングを受ける。他だと、わたしは身近な人にプレゼントを渡すのが好きなのでプレゼント用の専用口座を別で用意してその口座に貯金する。といったことがあります。しかし、プレゼント用の口座を作って貯金をすることは継続し続けることができていますが、ジムに行ってパーソナルトレーニングを受けることはなかなかうまくいかなかったです。パーソナルトレーニングを受けるにはトレーナーと自分の予定を合わせる必要があり、わたし自身休みが不定休だったので予定が組みにくかったのでモチベーションが下がり本来なら3ヶ月で終わるところを6ヶ月も利用していました。
自分の行動を変えようと思ってもなかなかうまくいかない方は多いのではないでしょうか。その理由と対策をお話します。
・行動の土台は思考である
・今この瞬間を生きているのは今の自分である
行動の土台は思考である
人生を変えようと思ったときに変えるべきなのは思考です。行動ではありません。行動には今まで生きてきた人生の経験から構築される思考の傾向が反映されているからです。思考の傾向とは思考パターンつまり「自分がどういうときにどのような思考をしているのか」ということです。行動だけ変えようとしても他者から見た表面上の言動が変わるだけです。そして脳には現状維持バイアスの機能が備わっています。思考の傾向が自分の行動に現状維持を働きかけ変化を拒もうとします。 だったら変わることなんてできねえじゃんと思った方もいるでしょう。安心してください。以前の記事で人の生活は小さなところで変化しているという話をしました。詳しくは以下を参照してください
人生は小さなところで変化しているのだから自分の変化の可能性を信じなさいというお話です。思考の傾向は今までの人生経験を反映している分長く生きていればその分強力になります。ですが、その思考の傾向も変えることはできるのです。思考は意識してすることも可能ですが基本的には無意識下で行われています。自分の思考の傾向を理解するには、まず自分がどのようなときにどのような思考をしているのかを省みることです。例えば、自分が怒っているときはどんな思考をしているんだろうと自分が怒っている過去を振り返って考えてください。なぜ怒ったのか?相手に何をしたかったのか?自分にどうしてほしかったのか?本当に怒る必要があったのか?なにか別の手段があったのではないか?次怒らないようにするにはどうすればよいか?などいろいろと考えを深めていくのです。他にも、なにか後悔するようなときがあったときになぜ後悔したのか?次後悔しないためにどうすればよいか?などを考えることが挙げられますね。
今この瞬間を生きているのは今の自分である。
思考の傾向が自分自身を成長させるうえで重要な要素であることはご理解いただけたかと思います。では、どのような思考をすれば自身の成長につながるのか説明します。基本的には思考する内容はあなた自身で決めてくださって構いません。ただし、今この瞬間を生きているのは自分である。このことは常に意識付けるようにしてください。人生を長期的に見ると生から死までをつなぐ長い線のように見えますが違います。今この瞬間という点が連続的につながって長い線のように見えるだけなのです。何が言いたいのかというと今この瞬間のわたしは過去も未来も関係ないただその瞬間のわたしであるということです。難しいようでしたらこう捉えてください。
「今のわたしは過去や未来のわたしによって規定される存在ではない」と。
常に今我々が生きているのはその瞬間でしかないのです。その刹那を我々は人生の選択をしながら生きているのです。今の自分がこうすると決めたからそうしてるのであって、過去の自分の行動が今の自分の行動を決めているわけでも未来の自分がこうであるから今の自分の行動を決めるというわけでもないのです。例えば、課題をやっていなかったとしましょう。課題をやっていなかったのは過去の自分であり今の自分ではないのです。過去の自分が課題をやっていなかったから後悔する。というふうに決めているのではなく、今の自分が後悔するということを決めているのです。このように考えることができれば後悔するのではなく今すぐに課題に取り掛かるという選択を取ることができます。
怒りという行動にも同じことが言えます。多くの人は怒るとき何かしらの出来事に対して突発的に怒ってしまった、怒りを抑えられなかったと考えます。しかし、これもこんな事があったから怒っているのではなくその出来事に対してあなたが怒るという選択肢を取っているだけなのです。例えば、あなたがラーメン屋の列に並んでいるときに割り込みをされた。そのときに、取れる行動は注意する、割り込みし返す、怒る、事情を聞く、ここは自分が並んでだのだと主張するなど様々な選択肢があります。あなたは様々な選択肢の中から怒るという行動を選択しているだけであって突発的に怒ってしまったわけではないことを理解してください。
以上、成長のための土台作りでした。
行動の土台は思考であり、思考で意識すべきことは「今この瞬間を生きているのは今の自分である」
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