目標を立てるのは難しい
私自身今までも人生で生きてきて過度にきつい目標立てたり緩々すぎる目標を立てたり、自分の根性の度合いを考慮しない目標を立てたりして挫折してきました。むしろ目標を立てずにその場その場で生きていったほうが楽なんじゃないかと思ったこともあります。しかし、目標がないと惰性に沿ってダラダラとした生活を送ってしまいます。でも目標を立てるのは難しい…なので本記事では私の失敗談をもとに適度な目標の立て方を解説していきます。あくまで私の経験談に基づくものなので、他にもこんなやり方があるよ等あればコメントで教えていただけると励みになります。
何も考えずに目標を立てると失敗する
私の目標の失敗例を2つ挙げます。
①アニメキャラのように速く走れるようになりたい
②FPを取得する
アニメキャラのように速く走れるようになりたい
私はアニメが好きなんです。NAR◯TOやBLE◯CHを見てると壁を走ったり高速で移動している描写があるじゃないですか。厨二病だったこともあり毎日筋トレして鍛え上げたらこれができるようになるんじゃね!?と思い高速で移動している自分をイメージして毎日筋トレをするように心がけました。しかしこの憧れからくる目標の建て方が良くなかったのでしょう。自分を奮い立たせようと厨二病としてのプライドが許さないと、気分や身体が重たい日でもなんとかして筋トレを続けていました。そうすると知らない間に目標がアニメキャラのように速く走れるように「身体を鍛えよう」ではなくアニメキャラのように速く走れるように「身体を鍛えないと」と希望から義務感へと変わっていたのです。やりたいからやっていたことだったのに義務になると段々とつまらなくなってきました。モチベーションになるかと思ってアニメキャラを理想にしたのに、毎日筋トレを続けても先が見えず筋トレが続かなくなり挫折しました。
上で挙げたアニメのキャラのセリフが深く突き刺さります。
「憧れは理解から最も遠い感情だよ。」
なにかに憧れるのは良いのかもしれませんが憧れたものになろうとするのは自分に合わず破滅する可能性が高いということですね。
FPを取得する
FPを取得する。一見すると向上心が高くて素晴らしい目標のように思えます。しかしこちらの目標で失敗したのは内容ではなくこの目標のきっかけです。なぜ私がこの目標を立てようと思ったのか。それは私が当時よく見ていたYoutuberにおすすめされたからです。ここに今回の失敗のすべてが詰まっています。
その根幹をなすのが 受動的 であったことです。
誰々に言われたから、こんな目標の立て方をしているとやる気なんぞ出るわけもありません。なぜなら自分の欲求に基づいて立てられた目標ではないからです。つまり熱意がわかないのです。目標を達成するためには熱意が大事ですが。受動的に立てられた目標の場合その熱意を沸かせるための原動力が別で必要になってくるのです。熱意がなかったために私は半年以上やる気が出ないまま過ごしていました。ちなみに今もちょっとずつ踏み出せてはいるもののまだ全力では取り組めてないです。熱意を持つためには目標の先にある自分がやりたいことを見つけることです。
少し話はずれますが、私は学生時代、介護福祉士の国家資格目指して頑張っていました。目標は「介護福祉士を取得する」でした。そもそも介護福祉士になろうと思ったきっかけは小さい頃に周囲の人間におすすめされてきたからでした。「優しいから、気が利くから」といった理由ですね。しかし。高いモチベーションで介護福祉士目指して大学に入学したわけですが何をすればよいのかもわからず手当たり次第に参考書を買い勉強を始めました。しかし、知識は難しいし覚えることも多くて段々とやる気を失ってきました。入学して程なく勉強をあきらめ1年半ほど勉強していませんでいた。3回生になり1つ上の学生が受験生になったことで私の意識も変化を始めます。とはいえども勉強の仕方はよくわかっていませんでした。しかし幼い頃から私の道を支えてくれた人たちに報いるためにも頑張ろうとモチベーションを向上させていきました。これが目標の先に私がやりたかったこととなり熱意が沸き先生方の享禄を得ながら介護福祉士取得に至りました。
FPの勉強においても同じです。FPを取得した先に私が何をしたいのかを導き出さないと熱意はいつまで経っても沸きません。ここが私のFP取得の上での課題となってきますね。
適度な目標を持つには
以上の私の失敗談から、適度な目標を持つうえで大切なのが憧れを基にしないこと、義務でしないこと、やりたいことを見つけること、能動的に立てることの4つになります。
憧れを基にしないこと
先述したように憧れの存在を基に目標を立てると大抵その存在と自分との特徴が合致せずに挫折してしまいます。
義務でしないこと
目標が義務になると知らず知らずのうちに惰性化してしまいます。自分でやりたいと思ったならその気持を維持して惰性化しないよう飽きない範囲で行動に移していきましょう。
能動的に立てること
上と共通しますが自分でやりたいと思って目標を立てないといずれその目標を叶えるための行動は惰性化していきます。誰かに言われたからやるのではなく自分の意志でやりたいことを選んで行動していきましょう。
やりたいことを見つける
目標だけでなくその目標の先にやりたいことを見つけましょう。受動的に目標を立てることが悪いことだとは言いません。ただ、周りに言われるがままだとそこの行動に自分の意志が存在せず操り人形のようになってしまいます。目標の先にやりたいことを見出すことでその目標はあなたにとって有意義なものになるでしょう。
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